山王宮

小城市三日月町長神田(平成23年11月3日)

東経130度13分11.91秒、北緯33度17分3.66秒に鎮座。

 この神社は長神田公民館の南南西約200mの長閑な田園地帯の中に鎮座しています。
 社地は低い石積みの中に造られ、社地東側には大きな楠のご神木が聳えています。入口には社名が彫られた額が掛かる鳥居が立ち、参道脇には綺麗に砂の山が盛られ、その奥に昭和5年生まれの岩狛が護る、入母屋造りの拝殿、流造の本殿が建立されています。又、神使が猿なので、この社の境内にも神猿の石像があります。

 御祭神は大山咋命と思われますが、勧請年月・縁起・沿革等については案内がなく不明です。

社頭
入口に立つ肥前鳥居 鳥居に掛かる額
境内の様子
拝殿前、昭和5年生まれの岩狛さん
阿は牙付きの大きな開口内に玉を含み、岩の上に体重を預けています。筋肉の瘤もしっかりと残っていますが、可愛さが勝り、何故か余り力強さは感じません。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和5年(1930)1月吉日建立)
拝殿
本殿 神猿の石像
境内社・稲荷社 辨財天?
ご神木・大楠