杵島郡白石町東郷2185 (令和3年11月30日)
東経130度08分17.88秒、北緯33度11分18.83秒に鎮座。
この神社は、JR長崎本線・肥前白石駅の北600m程の辺り、東郷の街中に鎮座しております。
御祭神 村上天皇・猿田彦命・海津見神・保食神・天忍穂耳尊・罔象女神・市杵島姫命・菅原道眞・天照皇大神・景行天皇
由緒
この社はもと二社にして一社は、一名「佐々木天神」とも言われ佐々木氏と関係が深く後年には仁王門等があって「仁王天神」ともいわれ、社殿も整い尊信されていた。社記には「文治3年(1187)佐々木高綱が宇治川の戦功により源頼朝公より六角の荘を賜り、守護神として天満宮を創祀す」とつたえられている。また佐々木の後裔藤原頼英が守護神として菅原道眞を奉斎したともいわれる。
延徳3年(1491)12月六角領主家為は本社を再建する。家為の家系、六角より出、文政(1818〜1829)の頃までは子孫所縁の者、藩主のお側役を勤めていたという。天正14年(1586)3月龍造寺政家が宝殿拝殿並びに神門を再建した。
他の一社は藤津郡嬉野の住、宇禮志野某(後嬉野と改名)白石に移住する時かねて御神体を奉戴して鎮座した。
社格制定により村社に列せられ天神社と称される。大正5年(1916)宝殿拝殿を新築し、同時に二社を合併し、六角神社と改称し更に6年にかけて村内の無格社23社を合祀し、村人の崇敬心を増して今日に至っている。
文治3年(1187)に始めて天満宮を斎祀したといい伝えられてから実に810餘年の星霜をへている。
境内由緒書き より。
参道入口と一の鳥居。左手はJR長崎本線。
二の鳥居
境内
拝殿
拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(明治13年(1880)建立)
拝殿内部
本殿
狛犬を載せた石燈籠。狛犬の拡大写真はこちら。
稲荷神社
お狐様
石祠