田嶋神社

唐津市呼子町殿ノ浦1547 (平成29年4月5日)

東経129度53分38.29秒、北緯33度32分05.67秒に鎮座。

この神社は、市役所呼子支所の南900m程の辺り、呼子港の西側近くに鎮座しております。

御祭神 多紀理毘売命・田寸津比売命・市杵嶋比売命

由緒
田嶋神社は、殿ノ浦(とんのうら)地区の産土社です。祭神はいわゆる宗像三女神で、海上安全の守護神とされています。
殿ノ浦の名は、古代の地誌、肥前国風土記松浦郡に記された登望駅(とものうまや)の「トモ」が訛り、「トンノウラ(登望の浦)」となったともされます。これは松浦郡の終点であり、大陸への入口がこの殿ノ浦を中心とした呼子港であったことを示しています。すなわち古代から風待ちの天然の良港として栄え、中世に松浦党の有力な根拠地となりました。
お祀りする祭神は、このような当地の長い歴史を物語るものです。後には地元だけでなく、呼子港で商売の成就を願う人々により、特に篤く崇敬されてきました。
境内由緒書き より。

神社入口と一の鳥居

二の鳥居

石段左右の狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和12年(1937)丁丑12月吉日建立)

拝殿

本殿


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