大石大神社

唐津市元石町324 (平成29年4月4日)

東経129度58分46.98秒、北緯33度26分22.17秒に鎮座。

この神社は、JR筑肥線・和多田駅の北西700m程の辺り、元石町の街中に鎮座しております。

御祭神 産土神

由緒
大石大神社は、かつて唐津城下町の東隅に位置する元石町・水主町の氏神であり、藩政期以来400年間にわたって地域の守り神(産土神)として信奉を集めた由緒ある神社です。
初代藩主・寺澤志摩守広高は、唐津の地を藩領12万3千石の中枢にふさわしい拠点とするため、慶長7年(1602)頃に唐津城と城下町の本格的整備に着手しました。
当時、満島山には、今から約1200年も前の天平勝宝年間(749〜754)に祀られたと伝えられる、熊野権現と英彦山権現の二つの権現社がありました。広高はこれを一社に合祀し、新装なった唐津城の南方にあって松浦川にのぞむ景勝地「大石山」の頂に遷座したのです。これが今の大石大神社の発祥とされ、かつて「大石権現様」とも称されていた所以でもあります。
明治維新後も土地の鎮守として存続しましたが、社格が無いまま半世紀を経て、地域の請願の結果ようやく昭和5年(1930)1月28日に村社に昇格となり、正式に「大石大神社」の称号を得て現在に至っています。
境内由緒書き より。

街角に立つ社号標

神社入口

境内

拝殿前、手前の狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和32年(1957)4月吉祥建立)
奥側の狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和3年(1928)11月1日建立)

拝殿

拝殿内部

本殿