黒崎神社

唐津市浦5138-6 (平成29年4月5日)

東経129度56分39.13秒、北緯33度28分53.77秒に鎮座。

この神社は、JR唐津線・西唐津駅の北北西4km程の辺り、唐津湾に突き出た黒崎山の南西麓に鎮座しております。

御祭神 

由緒
仏菩薩が苦しみあえぐ民衆を救うために人間に変身された姿を「権現」と言い化現、権現と同じ意味である。
古代に於ては、神々の霊験(恵み)を明神として民衆に説いていたが鎌倉時代頃から仏教思想が普及したため仏菩薩の化身である「権現」として説明した方が、民衆に理解されやすかったため仏の慈悲を説くために「権現」ということばに変わって来た。
権現として昔から有名なものは、熱田、蔵王、熊野などがあり、山岳崇拝の対象として修験者(山伏)の集団がいた。山々では権現と呼ばれて来た。時代の流れの中で、神仏混淆となり「明神」と「権現」は神号と仏号の形で竝立し春日、三島などのように両号が併用されるものまである。
この黒ア神社は南北朝時代に福岡県にある英彦山から修験者が来てこの地に宿坊を開いて権現を祭ったもので、明治以後は政府により神道が協調されたので黒ア神社と呼ばれるようになった。
境内由緒書き より。

参道入口

二の鳥居

参道

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和7年(1932)3月建立)

拝殿内部

本殿


秋葉神社・金刀比羅神社・八坂神社

末社を護る玉乗り狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和15年(1940)旧3月建立)

唐津湾