唐津市西寺町1371-1 (平成29年4月4日)
東経129度58分00.15秒、北緯33度26分42.53秒に鎮座。
この神社は、唐津駅の北西500m程の辺り、唐津市の街中に鎮座しております。地図を見ると寺院が多数並んでおり、かつて大寺院があり当社も一体であったのかも知れません。
御祭神 家津御子大神・熊野速玉大神・熊野夫須美大神・大山祇神・応神天皇・猿田彦命・神田五郎宗次霊
由緒
往古、この地は松原であったと傳ふ。
古傳に曰く、神功皇后三韓渡航に際し、此の松原の上に白光現はれ海路を照らし、舟路の方向を示ししかば、諸軍遙かに之を拝し、「難有不知火之擁護哉」(有難き不知火の擁護かな)と称へて祠を建て、不知火(しらぬひ)神社と祝う。
また、天武天皇の白鳳五年(西暦677年)郷内に疫癘(えきれい)流行り死すもの少なからず。郷人之を嘆き、不知火神社にて疫癘退散の祈願をすれば、水無月の初旬東天より、”胸白の霊鳥”12羽飛び来たりて、境内の古木に羽を並べ夜に霊光を放ちてより疫病次第に治まりぬ。
郷人等畏こみて「12羽の鴉は何ぞ」と問えば「熊野に坐す大神の神霊也」との宣示有り、是より「熊野原神社」と称ふ。是実に6月15日なり。
爾来、産土大神として郷人の崇敬の念篤く、祭典祭礼怠ることなく、例大祭の祇園祭等社頭殷賑なり。明治六年村社に列せらる。
境内由緒書き より。
一の鳥居
二の鳥居
拝殿
拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。 | |
(明治28年(1895)乙未旧6月吉日建立) |
拝殿内部
本殿
粟嶋宮鳥居
粟嶋宮社殿
粟嶋宮を護る狛犬。拡大写真はこちら。 | |
(明治23年(1890)庚寅4月吉日建立) |
稲荷神社
稲荷神社を護る狛犬。拡大写真はこちら。 | |
(明治20年(1887)丁亥6月吉日建立) |
御神木