唐津市七山藤川2281 (平成30年12月24日)
東経130度06分59.79秒、北緯33度26分33.41秒に鎮座。
この神社は、JR筑肥線・浜崎駅の東8km程の辺り、七山藤川の街外れに鎮座しております。ここ七山には二つの「かも神社」があり、当藤川の賀茂神社と滝川の加茂神社。藤川の方を「上がも神社」、滝川の方を「下かも神社」と呼び方も区別しており、七山のかも神社は京都の上下賀茂神社の祀り方となっているようです。
御祭神 賀茂別雷命・賀茂建角身命・玉依毘媛命
由緒
延暦15年(796)、岡本山城守長種、肥前守に任ぜられ下向した時、京都の上賀茂社及び下賀茂社の御祭神三柱の御分霊を勧請し、この地に御鎮座になったお宮です。
俗に伝へて云ふ(仙覚万葉注釈風土記)「景行天皇巡狩の時、國造、饗膳を奉らんとする時、俄に天暗瞑となり昼夜を別たず降雨雷鳴す。是に於て勅して鳴神を此の地に祀らしむ云々」とある。
貞観18年(876)、朝廷より従五位下の神階に叙せられるなど、村内最古の創建になる古社です。
境内由緒書き より。
参道入口と一の鳥居
二の鳥居
参道
実質上の神社入口
参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。
(嘉永5年(1852)壬子仲冬吉日建立)
拝殿
拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(明治26年(1893)癸巳9月穀旦建立)
本殿覆屋
石祠