唐津市鏡1827 (平成29年4月4日)
東経130度00分38.45秒、北緯33度25分42.77秒に鎮座。
この神社は、JR筑肥線・東唐津駅の南東1.5km程の辺り、鏡の街中に鎮座しております。
御祭神 一の宮、息長足姫命 二の宮、太宰少貳藤原廣嗣朝臣
由緒
一の宮、神功皇后三韓征伐の御時、松浦郡に至り、七面山(今鏡山)山頂に於て宝鏡を捧げて天地地祇を祭り、異国降伏を祈らせ給いしが、その後、宝鏡霊光を発す。よって、御凱旋の際、その宝鏡を採り、自らに生霊をこめて、この社に鎮り給う。
二の宮、廣嗣朝臣僧玄ム等の奸人を除かんとして、兵を挙げしが、事成らずして松浦郡に薨ず。その後霊威しばしば顕れ災害頻りに起るをもって、肥前の国守吉備真備勅を請うて、鏡並びに無夘寺(今浜玉町大村神社)両所に廟を建立し、公の霊をば祭れり。時に天平勝宝2年、この宮創立の肇めなり。境内八町四方輪奐の美を極め、従って官庶の崇敬浅からず。史跡歌書等に載せられたるは少なからず。
中世草野大宮司と称し、武威を近郷に張り、所謂、草野氏をなせり。草野氏滅亡と共に、社運衰退したりといえども、唐津藩主、初代寺澤氏以来、歴代祈願社として尊崇せり。惜しむらくは明和7年一の宮炎上し、宝物旧記灰燼に帰し、詳細を知る由もなし。
境内由緒書き より。
一の鳥居
参道
二の鳥居
三の鳥居
境内入口前の岩乗り狛犬。拡大写真はこちら。 | |
(昭和6年(1931)4月吉日建立) |
境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。 | |
(大正10年(1921)1月建立) |
一の宮拝殿
内部
一の宮本殿
二の宮拝殿
二の宮本殿
立神祠
石碑