上石動(かみいしなり)天満宮

神埼郡吉野ヶ里町石動(平成23年8月6日)

東経130度24分33.9秒、北緯33度21分34.48秒に鎮座。

 この神社は長崎自動車道・背振ICの北東約1.5km、46号線沿いに鎮座しています。
 社地は道路から少し高く石垣が組まれた上に造られ、入口近くに明治18年生まれの岩狛さんが居ます。鳥居は建立年は分かりませんが肥前鳥居と呼ばれる形式で作られ、天満宮の額が掲げられていました。境内中央奥には唐破風付きで開放的な拝殿とコンクリート製流造の本殿が建立されています。境内には土俵も設えられ、境内社や石仏なども祀られています。又、天満神社再建築碑の上にも狛犬さんがいました。

 創建年等の由緒・沿革等は不詳ですが、御祭神は菅原道真公です。

社頭
境内へと上がる石段参道
境内入口にいる明治18年生まれの岩狛さん
塩田型と言われる狛犬で、牡丹の花が彫られた岩の上に手を掛け、動物的な顔つきの垂れ耳さんです。ダックスフントのような胴長でスマートな身体と、背中に張り付いた筋の入った尾が可愛いです。
狛犬の拡大写真はこちらで
(明治18年(1885)4月中旬日建立)
境内入口に立つ肥前鳥居 鳥居に掛かる額
境内の様子
唐破風付きで開放的な拝殿
拝殿内の様子
拝殿天井絵
本殿
土俵 石碑
大黒、風神などの像 石仏
不動と末社 境内社?
境内社・天照皇大神と石仏
天満神社再建築碑の上に居る狛犬さん