淀姫神社

伊万里市大川町大川野1973 (平成29年4月6日)

東経129度58分33.22秒、北緯33度17分48.08秒に鎮座。

この神社は、JR筑肥線・大川野駅の南南西1km程の辺り、大川野の街外れに鎮座しております。

御祭神 與止日女命・建御名方神・菅原道真公

由緒
当社は 第29代欽明天皇の御代24年(563年)に御鎮座されたと伝えられています。古代、『魏志倭人伝』に登場する末廬国(まつらこく)が唐津地方に栄えた頃であり、古くは「末羅県鎮守の霊場」と謳われたとのことです。かつては「河上大明神」と称されており、松浦川の鎮守の神でありました。現在も鳥居の扁額は「河上社」と掲げられています。
與止日女命(ヨドヒメノミコト)を主祭神とし、後代に建御名方神(タケミナカタノカミ)、菅原道真公を合祀しています。この建御名方神は、信州諏訪大社の御祭神で、今から千年以上前に合祀されたと伝えられています。
長久2年(1041年)、諏訪大明神の神助により眉山の“獅鬼”を退治し、その頭を境内に埋め「埋牛塚」と称し祀られました。
文治3年(1187年)、末社の乙宮神社は小城郡に御鎮座されました。
中世には松浦地方一円の尊崇を集め、文明7年(1475年)8月、領主・源治が社殿を再興、天正17年(1589年)、吉志見城主・波多三河守親(はたみかわのかみちかし)が社殿を修造、明暦2年(1656年)8月・享保3年(1719年)に社殿を改築、宝暦9年(1759年)7月に社殿を銅版葺にして現在に至るとのことです。明治5年の社格制定の際、與止日女命を主祭神とすることから、「淀姫神社」と改称されました。明治42年、町内各地区から多くの神々が合祀され、境内に祀られました。
五穀豊穣、安産、縁結び、学業成就の神として信仰されています。
淀姫神社公式サイト より。

一の鳥居

参道入口

二の鳥居

神額

参道

参道途中の陶器製狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和50年(1975)1月吉日建立)

参道

境内入口の玉乗り狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

拝殿

拝殿内部

本殿


石祠

石祠

石仏