日峯(ひのみね)神社

伊万里市東山代町長浜1319 (平成30年12月25日)

東経129度50分56.72秒、北緯33度16分32.38秒に鎮座。

この神社は、松浦鉄道西九州線・東山代駅の北東150m程の辺り、東山代町長浜の街中に鎮座しております。

御祭神 住吉大明神・鍋島直茂公・猿田彦命

由緒
藩祖鍋島直茂公は領内に食塩の乏しさを憂いて、その自給を企て山代郷奥浦の住人六左エ門に塩田開発を命じ、慶長13年(1606)藩主は黒田長政に請って筑前姪浜より塩業者、武藤九郎兵衛、志田孫兵衛等を招き慶長19年(1614)製塩を始めた。
筑前姪浜より製塩に守護神である住吉大明神の分霊を勧請して浮島(うげじま)に志賀神社を(一説には神霊を筑前志賀の島から分離したとも伝えられる。)建てさせて祭料を付し、又薪料として奥浦山を与え製塩運搬の無判船を許して保護奨励を加えた。
その後数次に亘り海面を埋め弘化年間(1844〜1847)に至り齋正公は更に新搦を築き、塩業を拡張し世に「長浜塩」と言う名声を博するに至った。
毎年正月四日恒例として初塩献上の儀を行い、その後氏子によって藩祖の偉業を不朽に祈念する為明治40年(1907)10月15日藩祖直茂公の霊を合祀し志賀神社を「日峯神社」と尊称、以後氏子の崇敬の念益々深く同時に猿田彦命外一柱を合祀し祭神とした。
境内由緒書き より。

参道入口と一の鳥居

二の鳥居

三の鳥居

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(皇紀2600年記念 昭和15年(1940)建立)

本殿


大神宮 勢至尊