高濱神社

佐渡市窪田(平成19年4月28日)

 この神社は窪田地区の31号線から青野に向かう道路を200m程はいると、左手に鎮座しています。小丘の中腹に鎮座する緑の濃い木々に囲まれた静かな神社です。

 御祭神:伊弉冉尊、豊玉比売命、瀬織津姫命
 由緒:創建は不明ですが、神仏混淆の時代には白山権現(伊弉冉尊)といっていました。明治4年に弁財天(後に豊玉比売命と改称)を配祀し、さらに近隣の滝宮(西宮)大明神(瀬織津姫命)が洪水で崩壊したためこれを合併し、高濱神社と改称しました。(新潟県神社探訪より)

神社入口と社号標「村社 高濱神社」
階段の上にいる嘉永6年(1853)生まれの佐渡狛犬
阿には二股の角が付き、吽には小さな突起(宝珠?)があります。同じ佐渡狛犬でも、この子達のような江戸時代の狛犬はそれぞれ特徴・個性が感じられますが、時代が下るにつれてデフォルメ化が進み、没個性化が顕著になったように感じます。石工さんの腕の差、遊び心を持つ余裕、情報量の差等からきた差でしょうか?
狛犬の拡大写真はこちらで
(嘉永6年(1853)5月吉日建立)
参道途中の台輪鳥居 境内入口
向拝の無い大きな拝殿
拝殿内の様子
本殿覆い屋 拝殿前から振り返る
新緑の清々しいご神木