白山(しらやま)神社

佐渡市沢根町(平成19年4月28日)

 この神社は沢根町地区の31号線に面して鎮座しています。入口は、民家の間に社号標と注連柱が建つだけの、あっけらかんとした感じの神社でしたが、階段を上がると松を主体とした鎮守の杜があり、境内は広々として気持ちよく、樹木越しに真野湾の澄んだ海が見えていました。朱の欄干が映える大きな拝殿内には、市の文化財指定を受けている船絵馬が多く奉納されており、何時の時代も漁業関係者が海上安全を念じて祈願をしていたことが伺えます。

 御祭神:伊弉諾尊、伊弉冉尊
 境内社: 金刀毘羅宮・舟魂神、稲荷大明神、八大竜王
 由緒:創建年代は不詳ですが、伝承では和銅元年(708)に白山(しらやま)の地に勧請され,天暦3年(949)に柳ケ峰に遷座したといわれています。明治元年に郷社に列せられました。

神社入口
建立年代不明、入口にいる超デブリンの、一応は佐渡狛犬です。佐渡には結構太めの狛犬が居ましたが、この子達は大関級くらいでしょうか? 身体の水玉模様まで大きいですね〜。扁平顔で、阿吽共に頭上に小さな突起が付いています。私はデブリン大好き人間なので、この子達はとても気に入りました。
 狛犬の拡大写真はこちらで
社号標
「郷社 白山神社」
参道途中の朱の両部鳥居
参道途中の境内社
金刀毘羅宮・舟魂神、
稲荷大明神、八大竜王
境内の様子
朱の欄干が映える大きな拝殿
拝殿内の様子
境内の樹木越しに真野湾の澄んだ海が見えていました。
その真野湾に沈む夕日
地平線に雲がかからずに、太陽が直に海に沈むのを見たのは、何十年ぶりでしょうか…。
感動ものでした!