住吉神社

佐渡市住吉(平成19年4月30日)

 この神社は両津から45号線で東に向かうと、住吉地区道路左に鎮座しています。社号標の奥に建つ鳥居を潜ると参道は左に曲がり、緑の濃い木々の間に目にも鮮やかな朱の両部鳥居が建っています。境内には能舞台、正面には向拝の無い大きな拝殿が見え、社地には2基の住吉古墳があります。

 御祭神:住吉大神(底筒男命 、中筒男命、表筒男命)
 例祭日:1月1日・元旦祭、1月31日・おももん祭、2月19日・祭始め式、6月19日・大祭、7月31日・大祓、11月23日・新嘗祭、4月19日・鬼太鼓実施
 由緒・長徳5年(999)、海の守護神、船の神様として、摂津一宮・住吉大社から分霊勧請されました。社殿内には絵馬がたくさん掲げられ、今でも新造船の船おろしでは祈願がされています。

社号標「村社 住吉神社」 神社入口
参道と朱の両部鳥居
明治18年生まれのデブリン狛犬
一直線の太い眉、上に向いた鼻、肉厚の大きな耳、微笑んでいるような愛嬌のある顔付きで、短く太い前脚、寸胴の身体、複雑に絡み合った尾の装飾を持った狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(石工・竹田村 遠藤長太郎 明治18年(1885)建立)
向拝の無い大きな拝殿
拝殿内の様子

本殿覆い屋 境内社
金毘羅大権現・秋葉山大権現、
猿田毘古大神碑
境内に咲く色鮮やかな八重桜
神社脇・住吉の浜と、両津湾の様子