気比(きひ)神社

佐渡市新穂長畝913(平成19年4月30日)

 この神社は長畝地区最南部、十字路角に鎮座しています。両部鳥居の建つ入口までは正面からはいる参道が無く、横90度脇から入るようになっています。広々とした明るい境内正面には、能舞台兼用の拝殿が建っています。本殿前には面白そうな木製神殿狛犬が居ましたが、拝殿には入れず撮影が出来ませんでした。その代わり境内社にいた小さな木製神殿狛犬が楽しませてくれました。

 御祭神:仲哀天皇、伊佐那美神
 例祭日:4月15日(鬼太鼓)
 由緒:敦賀気比神社文書では中世から佐渡には気比神社の社領があったといわれ、この社は大永2年(1522)に気比大明神を勧請と伝えられています。佐渡に数社ある気比神社の中では一番始めに勧請された古社のようです。又、理由は不明ですが、この社には「子供を身ごもった女の人はお参りしてはいけない。」という言い伝えがあるそうです。

社号標 神社入口と朱の両部鳥居
向拝の無い大きな拝殿 拝殿の社額「気比大明神」
拝殿内の様子、本殿正面
本殿前には面白そうな木製神殿狛犬が居ますが、垂れ幕や提灯の影になり撮影不能でした。
屋根だけ見える本殿
境内社 境内社内の様子
境内社にいた小さな木製神殿狛犬
どちらかというと狛犬より惚けた狼系に見えますね〜。