佐渡市吉井本郷(平成19年4月28日)
この神社は吉井本郷地区の国道350号線に面して鎮座しています。国道から見る鎮守の杜は左側が黒々とした大木に覆われ右側は未だ若木のようです。参道は100mくらい続き、途中に一般道や用水路が流れていました。境内入口には桜が咲き、奥の拝殿の古色と対比を成していました。
由緒:「鎮座八百年祭記念之標」から逆算すると、寿永元年(1182)の創建で、宝暦寺社帳には北山権現と記載してあります。古代には島内第一峰の金北山(古称・北山)が自然信仰の対象として崇拝され、やがて崇神天皇の時代に、北陸道の征討に派遣された四道将軍のひとり、大彦命を山頂に祀るようになりました。金北山麓の村には、里宮が数社あり、上杉氏支配の際には、里宮として特典も与えられましたが、この社は其の一社と思われます。例祭日は4月15日です。
神社遠景 |
社号標「村社 唐崎神社」 | 神社入口 |
神橋と境内入口 | 唐崎神社 鎮座八百年祭記念之標 |
横に広い拝殿 | |
拝殿内の様子 |
屋根だけが見える本殿 | 境内社・天満宮 |
末社 | |
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