気比神社

佐渡市羽茂上山田1133(平成19年4月29日)

 この神社は上山田地区と村山地区の境界の国道350号線に面して鎮座しています。茅葺、寄棟造りの能舞台が建つ、清々しい神社でした。

 御祭神:仲哀天皇、伊佐那美神
 例祭日:4月1日(稚子舞の奉納と大獅子の練り歩き)
 由緒:創建は不詳で、明治40年に熊野神社を合併しました。
 越前敦賀気比神宮領に「浮免」と呼ばれる田地が各地に十二町歩ほどありましたが、その三町歩が佐渡にありました。また、佐渡には羽茂上山田、椿尾、長畝、馬首に気比神社があります。正保2年(1645)に建立された気比神宮の高さ11mの大鳥居(国の重要文化財)の木はこの社の神領鳥居ケ原から奉納された榁の木であると記されている様に、この社と越前敦賀気比神宮との縁は深いものがありそうです。
 又、羽茂地区には大獅子が五頭いて、羽茂まつりの菅原神社に奉納される上町・下町の大獅子、草刈神社に奉納される大谷・大石の二頭の大獅子、一の宮祭りに奉納される飯岡の大獅子、村山祭りの気比神社に奉納される村山・上山田の大獅子ですが、どの大獅子も中に大人が15人ほど入り、門付けをして集落を練り歩きます。大獅子に頭を咬まれると頭が良くなるといわれ、子供の頭を咬んでもらうようです。

社号標「村社 気比神社」 神社入口
自然石の上に座る佐渡狛犬
建立年代不明の佐渡狛犬。
今まで見てきた経験から云うと、明治時代前半までに造られたものではないかと思われます。穏やかな顔つきで、背中に伸びた鬣は短めです。小泊、椿尾等の石工の里にも近いのでこれらの里の石工さんが彫られたのではないでしょうか?この狛犬も丁寧な造りをしています。
狛犬の拡大写真はこちらで
拝殿 屋根だけ見える本殿
神殿狛犬ですが、二重の網の架かったガラス越しで撮影したので、何か居る程度しか写っていません。面白そうな狛犬なのですが…、ごめんなさい、悪しからず…。
境内社 秋葉山碑
義民善兵衛碑と芭蕉句碑
荒海や 佐渡に横たふ 天の河
茅葺、寄棟造りの能舞台