八尾市八尾木北5-174 (令和2年1月4日)
東経135度37分02.09秒、北緯34度36分39.10秒に鎮座。
この神社は、近鉄大阪線・高安駅の南西1km程の辺り、八尾木北の街中に鎮座しております。
御祭神 素盞鳴命・少彦名命
由緒
由義神社は、由義宮(西の京)に、神護景雲3年(769)稱徳天皇たびたびこの地に行幸され、その宮域は若江、大縣、高安三郡にまたがる広域の中心由緒深い宮跡に、広大な氏地と氏子により崇敬の精神をもって造営され、その規模、格式共に近隣に比をみない堀を巡らし、森をようした荘厳な式内河内五社の一社である立派な旧社であったが、中世たび重なる兵火により焼失し、住民も亦諸方に分かれたが、江戸時代、貞享3年(1687)氏地に天然水害多く、氏子は霊験あらたかな祭神素盞鳴命、少彦名命を祀り、神社を再建して由義神社と稱す。300坪余の境内に本殿幣殿拜殿絵馬所を存し、末社に皇大神社を祀り氏地は八尾木中田にして、夏祭は7月20日、秋祭は10月20日である。神社は以来文化3年(1807)明治8年、明治39年、大正13年と改修された。このたび多額の浄財寄進により、老朽著しい本殿幣殿拜殿絵馬所鳥居御手洗所狛犬その他附帯改修工事を完了し、末ながく氏地氏子の家運隆昌五穀豊穣災害防除を祈願する産土神であり、氏神である由緒を茲に記す。
境内由緒書き より。
神社入口
境内
参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。
(寛政8年(1796)丙辰建立)
拝殿
拝殿内部
本殿
皇大神社
