神劔(みつるぎ)神社

八尾市田井中3-102 (令和2年1月4日)

東経135度36分32.16秒、北緯34度35分55.66秒に鎮座。

この神社は、JR関西本線・志紀駅の西北西800m程の辺り、志紀小学校のすぐ南側に鎮座しております。

御祭神 素戔嗚命・保食神

由緒
神劔神社は225年以前の元文元年辰歳(1736)国分村反師枩井四郎兵衛らによって造営され素戔嗚命、保食神の二神を祀り田井中村の氏神として永く村民の尊敬を集め弥栄えてきた。往時の旧大和川縁辺に当たる現東老原地区の五条宮跡附近から奈良朝時代の古瓦が発見されたことからみて、田井中村の発祥は極めて古く、從って当社の在史も村発祥の昔にさかのぼるものと思われるが、旧大和川の度々の氾濫により村民は難をのがれるため南に移住し前記の時代に現在地に当社が再建されたと推量される。
明治5年(1872)村社に列し明治末期神社合併に從い誉田神社の末社として一時期合祀されたが大正14年(1925)10月還御遷宮祭が執り行はれた。昭和27年(1952)当時の宮司西沢善一氏により宗教法人として神社庁に登録され同時に官有地であった神域も無償で拂下げを受けた。
此の度八尾市立志紀小学校防音改築工事に伴い市当局の要請により当社の神域を南北54m東西19mから南北19m東西54mに改変することとなりこれを機に市負担にて境内を高く盛土し、南向きの神殿拜殿を西向きに移転修復しあわせて鳥居玉垣社務所等の施設を新築整備して当社の往古に優る繁栄と末長き町民へのご加護を祈願しつヽ氏子一同挙げて正遷宮祭を執り行う。
境内由緒書き より。

神社入口

境内

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

拝殿内部

本殿