大阪府

 約880万人の人口と約40兆円の府内総生産を誇る、日本を代表する経済・文化の中心地、大阪。政治・文化の中心としての歴史は、最古の都・難波宮にまで遡り、江戸期以降「天下の台所」として日本経済の発展を先導。近代には産業革命の担い手として、日本経済を牽引し、多くの重要な産業と著名な企業を生み出してきた大阪。
 大阪の地は遠く1万年以上も前から人類が住み、生活していたことが明らかになっています。5世紀ごろには、朝鮮半島などからもたらされた大陸の文化が広まり、大阪が日本の政治・文化の中心となりました。
 7世紀には、日本最初の中国の都にならった都城が大阪に置かれました。その後、都は近隣の奈良や京都に移りましたが、文化・通商の玄関口としての役割は変わることなく繁栄を続けました。
 12世紀の終わり以降、政権が武士の手に渡り戦乱の世となりましたが、堺は中世のイタリアに見られるような自由都市として発展しました。さらに1583年、天下統一を成し遂げた豊臣秀吉は、大阪を本拠地と定め、巨大華麗な大坂城を築城、日本の政治・経済の中心地となりました。
 17世紀には政治の中心は当時江戸と呼ばれていた東京に移りましたが、大阪は「天下の台所」、つまり全国の経済や物流をとりしきる所として重要な役割を果たしました。この時代に、大阪では広く町民を中心とした文化が成熟し、さらに、懐徳堂や適塾といった官制の学問にとらわれない私塾による学問も大阪に根を降ろしました。このようにして、開放的な気風や旺盛な企業家精神が育ち、やがて近代の大都市となる豊かな地盤がつくられました。
 その後、19世紀には、明治維新と近代国家成立に向けての混乱により大阪商人は非常な打撃を受けましたが、その低迷から脱出、工業都市として発展を遂げ、近代都市への脱皮を図りました。第二次世界大戦による空襲の大被害からも立ち上がった大阪は、日本を代表する商業の都として、流通に、貿易に、工業に大きな役割を果たしてきました。(大阪府HPより)