神明神社

堺市堺区栄橋町2-1-22 (令和2年1月7日)

東経135度28分10.27秒、北緯34度34分40.05秒に鎮座。

この神社は、南海電鉄南海本線・堺駅の南西200m程の辺り、栄橋町の街中に鎮座しております。

御祭神 天照大御神・豊受大御神

由緒
御祭神は天照大御神・豊受大御神をはじめ計16柱が合祀されていて、「堺のお伊勢さん」と言われています。前身の稲荷明神は豊彦稲荷神社として末社に列せられています。
天保3年(1832)には宇迦之御魂神(稲荷)・住吉大神・金山毘古大神を祀る旭神社とされていましたが、天保12年(1841)堺奉行水野若狭守が、この町の繁栄、発展を祈り、地域の氏神の奉斎を命じて新たに天照大御神・豊受大御神を主祭神として合祀し、神明社としました。これが神明神社の創建です。翌13年に社殿が完成し、大祭が行われました。
慶応3年(1867)に現在地に移転・竣工、17日間遷座奉祝行事を行い、旭神明社、新地神明社とも称されました。
明治42年(1909)に神饌幣帛料供進社に指定されました。
太平洋戦争中は出征兵士を見送る家族との別れの場ともなりましたが、昭和20年(1945)の大空襲で境内建物はほぼ焼失しました。その後50余年を経て、戦後復旧として、平成9年(1997)に社殿が新築され、境内整備が、進められました。
当社に蘇鉄山山岳会が置かれており、一等三角点のある日本一低い山、蘇鉄山の登山証明書を平成11年(1999)から交付しています。
境内由緒書き より。

神社入口

入口左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(安政6年(1859)己未2月吉日建立)

拝殿内部

本殿


豊彦稲荷神社鳥居

豊彦稲荷神社社殿