丹比(たんぴ)神社

堺市美原区多治井157-1(平成24年1月8日)

東経135度33分55.29秒、北緯34度32分28.16秒に鎮座。

 この神社は美原区役所の北北東約700mに鎮座しています。
 神社前面には水路があり、玉垣で囲まれた入口には「式内丹比神社」の社号標と明神鳥居が建立され、真っ直ぐ西に延びる参道は、北参道と駐車場への分岐点意外には、境内まで両サイドに玉垣が並べられています。石段を数段上がると千鳥破風付きの大きな拝殿が建立されており、裏に回ると塀内に弊殿と入母屋造りの本殿が建立されています。この社には現在の御祭神である「多遅比瑞歯別命(反正天皇)産湯の井戸」が残されています。又、神社本庁・全国神社祭祀祭礼総合調査によると、明治40年11月23日式内社村社櫟本神社を合祀したようです。

 御祭神:火明命、多遅比瑞歯別命(反正天皇)
 祭礼日:春季大祭・3月25日、夏季大祭・7月25日、秋季大祭・10月第2日曜日
 由緒:丹比神社は、当初は多治比氏の始祖宣下天皇をまつったとされるが、反正天皇(多遅比端歯別)の産湯井戸継承があり、現在の祭神は端歯別命とされている。927年に編纂された「延喜式神名帳」にも記載されている歴史ある神社で、境内は広く、桜や楠などの樹木におおわれている。
(サイト「JA堺市」より)

社頭
入口に立つ明神鳥居 社号標「式内丹比神社」
参道の様子
北参道への分岐点
拝殿前、天保7年生まれの浪速狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
(天保7年(1836)丙申8月吉日建立)
拝殿
拝殿内の様子
弊殿と本殿

再建記念碑 履中天皇お歌碑
若宮殿 大絵馬
多遅比瑞歯別命(反正天皇)産湯の井戸
北参道入口に聳える御神木・大楠二本
本殿裏の御神木・大楠
若宮殿傍の御神木・大楠
鎮守の杜