須牟地曽根(すむちそね)神社

堺市北区蔵前町(平成18年1月2日)

この神社は堺大和高田線・12号線の蔵前町交差点で28号線に入り北上し、次の信号を右折。350mで右折し細い路地にはいると左側に鎮座しています。
案内には、御祭神は須牟地曾根之命・勝手大明神・毘沙門天です。延喜式内社で、摂津国住吉群中臣須牟地曾根神社と見ゆるもの即是にして須牟地曾根之命を祀り、今まで勝手大明神と称し、村社にしてこの地の産土神たり、創建の年代は神功皇后6年の此なりと記す。旧本殿は明治28年焼失し、此れにより金岡神社に合祀せらるるも、今日新たに上記御祭神を合わせ祭り、末代まで子孫につたえるためしるす、とあります。
住宅地の中の狭い社地の神社ですが、道路からの入口には勝手大明神の社号標が建っていますし、地図にも勝手大明神の名称で載っています。入口の社号標が須牟地曽根神社の名で書いてあるのでご近所の方にお聞きしたところ、やはり通称勝手大明神で知られているようでした。

二種類の社号標 入口と拝殿
  
戦争中に建立されたにも関わらず優しいお顔の浪花狛犬
(昭和17年12月建立)
拝殿内の様子 本殿