東高津宮

大阪市天王寺区東高津町4-8(平成24年1月6日)

東経135度31分28.23秒、北緯34度39分53.87秒に鎮座。

 この神社は地下鉄・上本町駅から北に約300mに鎮座しています。
 石垣の上に境内が造られ、入口下には社号標、境内の入口には鳥居が立ち、西に向かう参道右には手水舎、左には境内社が配され、石垣の上に狛犬、奥に拝殿・本殿が建立されています。
 余り広くない社地ですが、御神木が大きく聳え、狭いながらも整然と整えられた綺麗な神社でした。
 境内社の王仁神社は珍しく、佐賀県神埼市・ 鰐(王仁)神社に鰐大明神として祀られていますが、王仁博士は朝鮮半島の百済から多数の文物を携え渡来し、日本の文化に影響を与えた人物として有名なようです。

 御祭神:仁徳天皇、配祀:磐之姫命
 祭礼日:7月12日・例祭 、毎月12日・月次祭、4月第一午の日・稲荷祭
 境内社:白豊稲荷社、王仁神社
 由緒:創建の年月は不詳。もと仁徳天皇社と称した。
 元々は大阪城付近で、生玉神社の南側に隣接して鎮座しており、大坂城築城の際の都市計画で、当地に遷座したと言われる。
 元高津と言うのは、高津宮はここから現在地に遷座していったから。なお、今は高津宮に合祀された北高津宮に遷座とも言われる。
 境内に、王仁神社が鎮座、菟道稚郎子の師で、書首(ふみのおびと)らの先祖。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

社頭
神社入口
社号標 入口に立つ明神鳥居
参道・境内の様子
拝殿前、嘉永5年生まれの浪速狛犬
吽には角があり、柔和な大顔の狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(嘉永5年(1852)壬子8月建立)
拝殿
本殿

境内社:王仁神社 入口に立つ明神鳥居
王仁神社社殿
境内社:白豊稲荷神社 入口と稲荷鳥居
白豊稲荷神社社殿
御神木・大楠
としまいり石
絵馬