八坂神社(上の宮)

大阪市大正区三軒家東2-7-18 (平成24年1月6日)

東経135度28分55.64秒、北緯34度39分28.91秒に鎮座。

 この神社は大阪環状線大正駅の南約500mに鎮座しています。区内には八坂神社が2箇所あり、こちらは「上の宮」、ここから南東に600mほどの三軒家東6丁目に鎮座する八阪神社は「下之宮」と呼ばれています。
 玉垣が張り巡らされた入口には社号標、鳥居が立ち、境内の所々に多くが聳えているのが見えます。入口参道脇には剥落が進んだ狛犬がおり、参道は少し進むと右に曲がります。すっきり整えられた境内は明るく、唐破風付き入母屋造りの拝殿、流造の本殿が建立されています。又、入口付近には遥拝所、社殿右には境内社が二社祀られています。

 御祭神:素盞嗚尊、天之日穗命、應神天皇
 祭礼日:春祭・4月17日、夏祭・7月16日、17日、例祭・10月17日、姫嶋祭・5月23日
 境内社:姫嶋龍神社、天満宮
 由緒:正保4年(1647年)、勘助島の開拓者・木津勘助が新田開発の鎮守として京の八坂神社の分霊を丸島に勧請。宝永4年(1707年)の大地震と津波で被害を受ける。正徳年間(1711年〜1716年)に現在地へ遷座す。
 明治5年(1872年)、村社に列す。明治41年(1908年)7月17日、難波島の八阪神社を合祀。明治42年(1909年)1月19日、千島町の天神社を合祀。明治42年6月、神饌幣帛料供進社に指定される。
 昭和20年(1945年)、戦災で焼失。昭和32年(1957年)、再建。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

社頭
入口に立つ明神鳥居 社号標
参道の様子
入口参道脇にいる剥落が進んだ狛犬
境内の様子
拝殿
拝殿内の様子
本殿

境内社:天満宮(菅原道真公)
境内社:姫嶋龍神(天一根命)
遥拝所 枯れた御神木の主幹
御神木・大楠
御神木・大楠