浅澤神社

住吉区住吉2-9-89(平成18年1月4日)

住吉区の公式サイトを訪れたら、区の花が「かきつばた(杜若)」と書いてありました。「かきつばたは、古来日本文化に関わりが深く、日本人には親しまれてきた花ですが、わが町"住吉区"とも深い関わりをもつ花です。住吉大社の南東、細江川北岸・浅沢神社周辺は古代、浅沢沼と呼ばれ、平安の昔からかきつばたの名所として知られていました。」とあります。
「いかにして浅沢沼のかきつばた紫ふかくにほひ染めけん」 (藤原定家)。どうやら、昔は名勝地だったようです。

人間が増えすぎたのでしょうか。住宅地の中に埋もれています。でも明治以後はもっと荒れ果てていたようです。大阪・松島の人清水某氏がこの神社を深く信仰していたところ家業が大いに栄え、松島でも屈指の資産家となったようです。御祭神の市杵島姫神の御利益は商売繁盛では無かったような気がするが、この神の御利益だったのでしょう、明治三十四年池を浚渫、社殿の修復を行い灯篭を奉納するなど、面目を一新させ、現在見るように堀の小島に鎮座するようになったという。

社号標 時期に来れば杜若が咲いているのでしょう
神社入り口と明神鳥居 常夜燈
鈴しょうわ狛犬

本殿