津守(つもり)神社

大阪市西成区津守3-4-1(平成24年1月6日)

東経135度29分8.75秒、北緯34度38分15.96秒に鎮座。

 この神社は津守駅の南約450m、新なにわ筋に面して鎮座しています。
 入口には「村社津守神社」と記された社号標と鳥居が立ち、灯籠の立ち並ぶ参道左には鐘の取り払われた鐘楼。西に向かって約50m程進むと、数段の石段の上に鳥居が立ち、境内となります。境内中央奥には千鳥破風唐破風付きの豪華な拝殿、弊殿、妻入りの本殿が建立されています。境内には摂社・末社が点在し、拝殿前にはブロンズ狛犬が、境内社には安永8年生まれのどっしりとした石造狛犬が見られます。

 御祭神:中御前・天照皇大神、左御前・稲荷大神、大歳大神、右御前・住吉大神、綿津見大神
 祭礼日:10月21日
 境内社:祖霊社、秋葉社・金比羅社、白龍社、稲荷社、産土社
 由緒:旧社格は村社で、創建時期は不明です。
 現在の大阪市西成区津守の一帯は、江戸時代に「津守新田」として開墾された歴史があり、津守新田の開発の際に勧請されて創建された神社が、現在の津守神社にあたります。
 江戸時代には、この神社は五所神社・五社大明神・稲荷神社などと称されており、1871年(明治4年)に津守神社に改称されました。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

社頭
入口に立つ一の明神鳥居 社号標「村社津守神社」
鐘楼?
参道の様子
境内入口
境内入口に立つ二の明神鳥居 鳥居に掛かる額
境内の様子
拝殿前、昭和11年生まれのブロンズ狛犬
頭上が入道頭の厳めしい狛犬です。胸に掛かる鈴がお洒落。それにつけてもこの地域にはブロンズ狛犬が沢山残っています。第二次大戦当時の供出はどうやって免れたのでしょうか?
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和11年(1936)5月建立)
拝殿
拝殿内の様子
透かし塀と本殿 側面と正面から

境内社:祖霊社
境内社:秋葉社・金比羅社
境内社:白龍社
境内社:稲荷社
境内社:産土社
産土社を護る安永8年生まれの狛犬
吽には角があり、垂直に立つ前肢と水平に伸びる後肢を持つ、ドヤ顔の逞しい狛犬です。尾は浪速系とはちょっと違いますが、総てお尻に張り付いています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(安永8年(1779)己亥5月吉日建立)
御神木・大楠