三社神社

大阪市港区磯路2-18-23(平成24年1月6日)

東経135度27分46.68秒、北緯34度39分47.63秒に鎮座。

 この神社は地下鉄弁天町駅南西約300mに鎮座しています。
 入口には社号標と鳥居が立ち、南西に向かって参道が付けられています。境内入口には注連柱が立ち、意外と緑の多い境内周翁奥に入母屋造りの拝殿、透かし塀内に住吉造の本殿が建立されています。その拝殿の目貫彫刻は交差した剱、木鼻は鶏という変わった物で、綺麗な彩色が施されていました。
 又境内には境内社が祀られると共に、「御祭神石標」や「市岡第一小学校顕彰碑」が見られます。
 とても綺麗に整えられた気持ちの良い神社でした。

 御祭神: 天照皇大神、豊受大神、住吉大神、熱田大神、斎主大神、秋葉大神
 祭礼日:1月1日・歳旦祭、6月30日・大祓・茅の輪授与、7月20日・ 夏季例祭宵宮、7月21日・夏季例祭本宮、10月20日・秋季例祭宵宮、10月21日・秋季例祭本宮、毎月1日・15日・祭礼日 拝殿開扉
 境内社:稲荷神社、大海神社、柿本神社
 由緒:旧村社。
 1698年(元禄11年)11月、伊勢国桑名の市岡與左兵衛宗勝が新田開発の工事の安全と開発の成功と開発された地域の守護神として、天照皇大神・豊受大神・住吉大神の3柱を祭神として勧請して、社殿を建立したことを起源とする。創建当初は、三社宮と称した。
 後に相殿として、熱田大神・斎主大神・秋葉大神を合祀し、三社大神と称するようになった。
 1945年(昭和20年)の大阪大空襲で、社殿などを焼失。現社殿は1960年(昭和35年)12月に完成した。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

入口に立つ明神鳥居 社号標
入口に居る昭和17年生まれの狛犬
吽には角があり、木製の神殿狛犬を其のまま石像狛犬に置き換えた様な造りをしています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和17年(1942)7月建立)
参道と境内入口に立つ注連柱
御祭神石標
天照皇大神、豊受大神、住吉大神、
熱田大神、斎主大神、秋葉大神
当初、上記の三座を勧請奉祀して、三社宮と称したが
後年相殿として尓余の御祭神を奉斎し称して三社大神という
市岡第一小学校顕彰碑
境内の様子
拝殿前、昭和37年生まれの狛犬
痩せ型で、狼のような感じがします。吽は雄の様です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和37年(1962)7月吉日建立)
拝殿
拝殿正面
拝殿目貫彫刻
拝殿木鼻
弊殿と本殿

境内社:大海神社 入口
大海神社 社殿
大海神社を護る昭和15年生まれの狛犬
(昭和15年(1940)夏祭前日建立)
境内社:柿本神社 入口
柿本神社 社殿
柿本神社を護る昭和53年生まれの狛犬
(昭和53年(1978)7月吉日建立)
境内社:稲荷神社 入口
稲荷神社 社殿と神使い・お狐様