大阪市城東区今福南2-12-31(平成20年1月2日)
東経135度33分13秒、北緯34度41分39.27秒に鎮座。
この神社は今福小学校の北100m程の辺りに鎮座しております。
蒲生四丁目駅の南東、住宅街のまん中に、地元の氏神様・皇大神宮がひっそりと佇んでいます。平安時代末期に摂津国今福村が開発された時、同地に天照皇大神をお祀りしたのが始まりと伝えられています。昔は小高い丘に鎮座しており、榎並荘(高殿・緑橋周辺の古称)一帯の氏神として崇敬されていました。大正の終わり頃まで神宮の境内には榎の老樹が数本残っていたそうです。片隅に祀られている小さな社・小女郎稲荷は、旧大和川堤(現在の新喜多東2丁目附近)の狐山にあった社で、大和郡山の源九郎稲荷、泉州信太の葛葉稲荷と並ぶ著名な稲荷大明神でした。当時、狐山はたいそうな賑わいを博し、師走の一夜、村の子どもたちが、竹の皮に包んだ油揚げと握り飯を持って「せんぎょせんぎょ」(遷御)とはやしながら、狐山の周囲を回るユニークなお祭りも、昭和7〜8年頃まで残っていたようです。
境内にある交通局の「駅からつづく散歩道」より。由緒書はこちら。
神社入口。
拝殿正面。
本殿。
正面より僅かに見える狛犬。結構古い可能性があります。
由緒書にも御登場の小女郎稲荷。
稲荷社の可愛いお狐様。
遥拝所 | 今福戎 |
天満宮
役之行者 | だんじり蔵 |
弁財天社 | 吉松彦七稲荷社 |