弥栄(やえ)神社

大阪市生野区桃谷2-16-22(平成24年1月6日)

東経135度32分8.35秒、北緯34度39分26.19秒に鎮座。

 この神社はJR桃谷駅北東500m、鶴橋小学校の北約150mに鎮座しています。
 周囲は住宅密集地で、東参道入口からは比較的長い参道が続きますが、表参道入口からはすぐに境内となります。それでも周囲には木々が残され、神社としての落ち着きや雰囲気は残されていました。境内正面には妻入りの拝殿、中門と透かし塀内に同じく妻入りの本殿が建立され、社殿右側に絵馬殿とその奥に境内社が祀られています。
 周囲はすぐに人家ですが、境内や社殿、末社等は綺麗に整備・清掃され、気持ちの良い参拝が出来る神社でした。

 御祭神:素戔嗚尊、仁徳天皇
 祭礼日:7月第二土・日(地車祭)
 境内社:白玉大明神・福徳大明神、櫛名毘売大神
 由緒:神祖素盞嗚命を文録年間に熊野巫神社(旧出雲国意宇郡)より分霊奉還したのがはじまりと旧記にあります。
 その当時は牛頭天王社と呼ばれ、創立以来旧木野(この)村の鎮守として崇敬厚く宮座を設けて奉仕し、明治5(1872)年村社に列せられ、社号もこの時に彌栄神社と改められました。
  明治43(1910)年、氏子協議のうえ大字岡村(現勝山北4丁目)の御館神社を合祀しました。その御館神社は、旧岡村の生土神でいばらの神と呼ばれ、仁徳天皇の的殿(まとどの)の旧跡で、現在は彌栄神社の御旅所となっています。
(サイト「生野区役所・生野区内の神社・寺」より)

表参道入口と明神鳥居
表参道に立つ注連柱
境内の様子
拝殿前、大正14年生まれの狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
(石匠・川島三平 大正14年(1925)5月建立)
妻入りの拝殿
拝殿内の様子
中門と透かし塀
本殿

境内社:白玉大明神・福徳大明神 入口
白玉大明神拝殿
白玉大明神本殿
白玉大明神の神使い・お狐様
白玉大明神の神使い・お狐様
境内社:櫛名毘売大神 入口と社殿
境内社:福徳大明神 入口と社殿
絵馬殿?
山車庫 大絵馬

東参道からの境内入口
東参道にいる建立年代不明の出雲構え獅子
狛犬の拡大写真はこちらで
東参道の様子
東参道入口と明神鳥居 鳥居に掛かる額