生野神社

大阪市生野区舎利寺1-2-27 (平成24年1月6日)

東経135度32分20.1秒、北緯34度38分51.52秒に鎮座。

 この神社は生野東公園の東に鎮座しています。市街地の中の神社ですが、入口付近には大樹が聳え、区内では最も古いという鳥居が建立されています。境内に入ると左手に境内社が祀られ、北に延びる参道奥に、天保4(1833)年生まれの浪速狛犬が護る、拝殿・本殿覆い屋が建立されています。又、社殿右手には社務所、左には山車庫があります。

 御祭神:素盞嗚尊
 祭礼日:7月13・14日
 境内社:一社
 由緒:木瓜を神紋とする生野神社の古名は、牛頭天王宮という神号を用い、明治5(1872)年村社、明治42(1909)年素盞嗚尊神社を経て、戦後の昭和22(1947)年に生野神社と改称。
 神社の鳥居は小振りながら宝永7(1710)年の刻銘があり、区内では最も古い貴重なもので、鳥居より背の高い大きな歌碑と榎・いちょうの古木が景観を添えています。
 また、拝殿前の一対の狛犬は天保4(1833)年のもので、お伊勢参りが大流行した江戸期の貴重な記念物です。これは村の氏神さんへの崇敬を疎かにしなかった証拠品となっています。
(サイト「生野区内の神社・寺」より)

社頭
入口に立つ明神鳥居
区内では最も古い宝永7(1710)年の刻銘があります。
鳥居に掛かる額
境内の様子
拝殿前、天保4年生まれの浪速狛犬
吽に角がある、実に堂々とした狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(天保4年(1833)癸巳9月吉日建立)
向拝のない入母屋造りの拝殿
拝殿内の様子
本殿覆い屋 手前の建物は山車庫
境内社
御神木