田島(たしま)神社

大阪市生野区田島3-5-34 (令和2年1月7日)

東経135度32分42.31秒、北緯34度38分42.24秒に鎮座。

この神社は、JR関西本線・東部市場前駅の北北西1.2km程の辺り、田島の街中に鎮座しております。

御祭神 少彦名命・菅原大神・事代主命・八幡大神

由緒
当社所蔵の社記録等は、明治初年まで伝わっていたが、洪水などで散逸し、御創建年月等不詳である。古来人々が住み始めると清浄なる場所を設けて天地の恵みに感謝し、その地の収穫・安寧を祈願した事などから、かなり早い時期には当地が祈りの場としてあったのではないかと推量される。現存する遺物等により徴すれば、石燈籠に「貞享元甲子歳(1684)とあり少なくともこれ以前から現在のような神社としての態を成していたことが伺われる。又、社寶の後陽成天皇[安土桃山時代]御宸筆の軸や神額などには、現主祭神である少彦名命の御神名がみえず「南無天満大自在天神」や「天満宮」「天神社」とあり、その裏書や、少彦名命の御樋代には「寛政4年壬子(1792)」とあること等から、寛政4年までは菅原大神を主祭神に、事代主命・八幡大神を相殿神として『天満宮』と称していたが、この年少彦名命を勧請合祀して『天神社』と称していたものであろう。
後、明治42年(1909)4月現社号に改称したが、この頃までは境内地も広大で、裏山には千数百年を経た古松、数百年の老杉が繁茂し昼尚暗く狐や狸が生息する程であった。・・・・・
境内由緒書き より。

参道入口

参道

参道左右のの狛犬。拡大写真はこちら。

(寛政6年(1794)甲寅秋8月建立)

拝殿

拝殿内部

本殿


伊弉那岐尊神社