大阪市平野区長吉長原2-8-23 (令和2年1月4日)
東経135度34分24.26秒、北緯34度36分03.18秒に鎮座。
この神社は、JR関西本線・久宝寺駅の南西2.5km程の辺り、長吉長原の街中に鎮座しております。
御祭神 長江襲津彦命・事代主命
由緒
延喜式に依れば大社に列し月次新嘗の官幣に預かる古社である。往昔大嘗会に、当社社有地の東六町に多く繁ったいた日陰蔓を奉っていたところ、平安朝第51代平城天皇より日陰大明神の神号と下の御製を賜る。
「神山の日陰の蔓かざてふ、豊の明かりのわけてくまなき」以来、日陰の蔓を神紋とすると伝えられている。第69代後朱雀天皇・第70代後冷泉天皇の御祈願所でもあった。御鎮座の年代は定かではない。
日陰の蔓とは、常緑つる性シダ植物であり脂肪に富み、吸湿性がないので、傷薬に混ぜて使用されている。
又、天皇即位の大嘗祭・新嘗祭等の神事に奉仕する官人が、蔓として頭上から左右に懸け垂れた斎忌のしるしであり、穢から身を守るものとして最も尊いものであった。
境内由緒書き より。
一の鳥居
神社入口
拝殿
拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
（年代不明）
本殿
琴平社
稲荷社
皇太神宮・神武天皇遥拝所
遥拝所を護る狛犬
