杭全(くまた)神社

大阪市平野区平野宮町2-1-67 (令和2年1月7日)

東経135度33分27.95秒、北緯34度37分32.44秒に鎮座。

この神社は、JR関西本線・平野駅の東南東400m程の辺り、杭全公園内に鎮座しております。

御祭神 素盞嗚尊・伊弉册尊・速玉男尊・事解男尊・伊弉諾尊

由緒
9世紀、平安時代の初め、平野郷の守護神として第1殿が奉祀されたのが、当社のはじまりである。
その後、12世紀に第3殿が、14世紀に後醍醐天皇の勅命により、第2殿が勧請せられ、ここに現在の3社の規模が出来た。古くは祇園社、熊野権現社と称せられたが、明治3年杭全神社と改称し、昭和5年府社に列せられた。
当社は古来、朝野の崇敬厚く、特に中世、平野郷が堺と並んで栄えた頃は、社運隆盛を極めた。
大門は鎌倉時代の建物、第1殿は奈良春日大社本殿を正徳元年(1711)に移建したもの(重要文化財に申請中)であるが、第2殿・第3殿は永正10年(1513)造営の記録があり、現在大阪市内最古の建造物で重要文化財に指定されている。
また、連歌所は宝永5年(1708)に再興された建物で、中世平野郷の文化的水準の高かったことを今日伝える唯一の資料でもある。
境内由緒書き より。

一の鳥居

入口左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(明治37年(1904)6月建立)

神社入口

参道

神門

拝殿

拝殿前のブロンズ製狛犬。拡大写真はこちら。

(明治43年(1910)7月建立)

第一本殿前

第一本殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(延享5年(1748)戊辰3月吉日建立)

第一本殿


第二本殿前

第二本殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(文政3年(1820)庚辰6月吉日建立)

第二本殿

第二本殿前の備前焼狛犬


第三本殿前

第三本殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和13年(1938)5月建立)

第三本殿


十柱神社

十柱神社を護る狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)


鎮守社

鎮守社を護る狛犬。拡大写真はこちら。

(嘉永3年(1850)庚戌正月建立)


恵比須神社

恵比須神社を護る狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)


吉岡大明神

お狐様

御神木の大楠