柴島(くにじま)神社

大阪市東淀川区柴島3-7-30 (令和2年1月3日)

東経135度31分02.21秒、北緯34度43分39.72秒に鎮座。

この神社は、阪急電鉄京都本線・崇禅寺駅の東500m程の辺り、柴島の街中に鎮座しております。

御祭神 八幡大神・春日大神・天照皇大神

由緒
昔から淀川の氾濫により流域地帯は度重なる洪水の為苦しめられていた。鎌倉時代の貞永年間(1232)仲秋の大洪水は30日余りの間、大海より一丈(約3m)ほど高所であったので村人達が避難していたその処へ柴の束に乗った小祠が漂着した。時は貞永元年菊月27日の事である。
その後、日毎に水も引き、助かった村人達が産土神(地域の守護神)としてこの小祠をこの地へ斎きまつったのが起源と伝えられている。当社は元字白妙(今の淀川河川敷)に在り、樹木繁茂し村社の社格を与えられ、神饌幣帛料供進社に指定された。
明治時代の淀川大改修工事の為、現在地(旧字調布)へ移転され仲哀天皇社も境内へ移された。明治34年(1901)4月26日の事である。
宝暦5年(1755)6月正親町三条殿より3三十六歌仙額並に灯籠一対奉納され、年号不詳午6月園前大納言殿より神号額並に灯籠一対奉納された。特に社宝の御神刀は室町・鎌倉時代の作と鑑定され、文化財の指定をうけ博物館で保管されており、当社の起源の古さを表わしている。
境内由緒書き より。

神社入口

境内

拝殿

拝殿内部

本殿


住吉神社

住吉神社を護る狛犬。拡大写真はこちら。

(文化11年(1814)甲戌9月吉祥日建立)

仲哀天皇社

仲哀天皇社を護る狛犬。拡大写真はこちら。

(延享2年(1745)乙丑9月下旬建立)

手水舎

手水舎の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)