寝屋川市高宮373(平成24年1月5日)
東経135度38分15.9秒、北緯34度45分11.11秒に鎮座。
この神社は170号線東、公民館南に鎮座しています。延喜式内社で旧郷社。歴史と由緒ある神社のようですが、現在はかなり規模が縮小されているように見受けられます。
社地は小高い小さな丘の上に造られ、入口の鳥居を潜ると境内まで20段ほどの石段が続きます。境内正面にはすぐに入母屋造りの拝殿が建立され、透かし塀内に檜皮葺流造の本殿が建立されています。本殿前には出来の良い浪速狛犬が見えます。
御祭神:天剛風命
祭礼日:10月17日
由緒:高宮には、ここ高宮神社と南東300メートルに鎮座する大杜御祖神社の二つの神社があり、両者とも延喜式内社で、かつ親子関係の神社です。一つの村の中でのこのような類例は稀有のものといえます。
祭神は。「先代旧事本紀」(平安時代)に、高宮神主たちの祖先と記載されている天剛風命で、大杜御祖神社の祭神、天萬魂命の子神にあたります。
江戸時代には、旧讃良郡内の一番の大宮として「一の宮」とも呼ばれていました。
(「境内案内」より)
当社は延喜式内の神社であるが、創建の年月は詳らかでない。もと若宮神社と呼ばれていた。
明治五年郷社に列せられた。
(「大阪神社庁第三支部ホームページ」より)
社頭 |
入口に立つ明神鳥居 |
石段の参道 |
境内入口 |
拝殿 |
拝殿屋根上にいる飛び狛さん | |
拝殿内の様子 |
本殿 側面と正面 |
本殿を護る浪速狛犬 この地域の狛犬は、どれも丁寧に彫られた、良い作品ばかりです。この狛犬も塀内で詳細は見えませんが、出来の良い狛犬のように見えます。 狛犬の拡大写真はこちらで |
|