津嶋部神社
守口市金田町6-15-6(平成24年1月5日)
東経135度35分58.52秒、北緯34度45分31.3秒に鎮座。
この神社は淀川左岸の寝屋川市との境界線近くに鎮座しています。
境内入口には社号標と鳥居が立ち、開放的で整った綺麗な雰囲気の神社です。参道には灯籠が奉納され、境内左に社務所、右に手水舎が配されています。唐破風付きの荘厳な拝殿前二は天保4年生まれの浪速狛犬がおり、透かし塀内に弊殿・本殿が建立されています。
又、この社には市指定文化財の石像狛犬(笏谷狛犬)が有り、慶長13年(1608年)銘石造狛犬は、現時点では大阪府下最古の紀年銘をもつ狛犬だそうです。(この狛犬、通常は拝見できませんので、詳しくは守口市役所HP「訪ねよう 歴史・文化財」でどうぞ)
御祭神:津嶋女大神、素盞鳴尊、菅原道真公
祭礼日:10月第3土曜日・例祭
境内社:山王戎神社、厳島神社、若宮天満宮、天照皇太宮、白龍稲荷神社
由緒:この神社は、延喜五年(905)から延長五年(927)にかけ作成された延喜式神名帳に記載されている茨田郡五座の一つとして由緒ある神社であります。
祭神は、津嶋女大神、素盞嗚尊、菅原道真公でもと大窪庄の金田村、北村、梶村、東村、藤田村の五か村と、現寝屋川市に属する黒原村、対馬江村の計七か村の氏神であります。
元和元年(1615)五月大坂夏の陣の兵火で社殿が炎上したと伝えられ、その後幾多の再興が行われてきましたが、元禄年間(1688〜704)に再建された社殿は、現在の社殿と同規模で、当地方においては最大規模を有しており、当時の隆盛がうかがえます。
社頭 |
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入口に立つ明神鳥居 |
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鳥居に掛かる額 |
社号標「郷社 津嶋部神社」 |
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参道・境内の様子 |
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手水舎 |
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拝殿前、天保4年生まれの浪速狛犬
吽に地位なさ角がある典型的な浪速型の狛犬です。拡大写真はこちらで。
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(天保4年(1833)癸巳6月建立) |
境内社:山王戎神社 |
境内社:厳島神社 |
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境内社:若宮天満宮 |
境内社:天照皇太宮 |
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境内社:白龍稲荷神社 |
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ご神木・大楠 |
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撫で牛 |
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