熱田神社

松原市別所6-5-28(平成24年1月8日)

東経135度34分0.14秒、北緯34度35分8.65秒に鎮座。

 この神社は松原高等学校の南東約200mに鎮座しています。
 玉垣の巡らされた入口には社号標と鳥居が建立され、境内には楠などの大樹が目立ちます。境内に入ると、右手には手水舎と社務所、左手には境内社が配され、正面に拝殿、弊殿、本殿覆い屋が建立され、社殿左右には境内社が祀られています。また、大阪では初めてお目にかかった、キリシタン灯籠も見られます。

 御祭神:日本武尊
 祭礼日:10月15日
 境内社:龍神大神、稲荷大神、金比羅神社、庚申尊、不動尊
 由緒:この宮は、日本武尊をまつる。日本武尊は、景行天皇の皇子、もと小碓命という。
 御父の命により、九州の熊襲をうち、熊曽建は死にのぞみ倭建の御子の名をおくる。
 これより日本武尊と名のる。再び東国の蝦夷を討つ。その途伊勢神宮に詣で叔母倭姫命より、神剣を授けられ国々の悪神を討つ。
帰途伊吹山の神と戦って病を得、伊勢の熊煩野でみまかる。その霊は白鳥となり飛んで河内の志紀にとどまる。
 よって御陵を白鳥の御陵という。神剣は草薙剣といい、今は愛知県の熱田神宮にまつる。

社頭
入口に立つ明神鳥居
鳥居に掛かる額 社号標
境内の様子
拝殿前、文化10年生まれの浪速狛犬
吽には角が付き、実に堂々とした体格で、浪速狛犬らしい風貌をしています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(文化10年(1813)癸酉秋9月建立)
向拝のない拝殿
拝殿内の様子
本殿覆い屋と正面

境内社:庚申尊 境内社:不動尊
境内社:龍神大神
境内社:稲荷大明神
境内社:金毘羅大権現
金毘羅大権現を護る浪速狛犬。狛犬の拡大写真はこちらで
キリシタン灯籠
江戸時代の隠れキリシタンの礼拝物。 基礎部分の柱が十字架形に造られ、下部の凹みにマリア像と思われる像を刻んだものです。大阪にも隠れキリシタンが居たんですね。
力石
御神木・大楠