御剱神社

柏原市本郷2-5-6(平成24年1月8日)

東経135度37分15.79秒、北緯34度35分11.01秒に鎮座。

 この神社は柏原小学校の北西約300mに鎮座しています。道路角に社号標が立ち、境内までは約40m程真北に進みます。神社の入口には鳥居と注連柱が立ち、境内に入ると左に手水舎、右に百度石、力石が配され、数本の御神木が聳えています。境内中央奥には社殿が建立され、中に本殿が見えます。その本殿縁にも木製の神殿狛犬がケース内に保護されて置かれています。又、境内には遥拝所や境内社が祀られています。

 御祭神:素盞鳴命、天児屋根命、大国主命
 祭礼日:7月中旬の土・日曜日
 境内社:竹光稲荷大明神他
 由緒:当神社の創始は藤原時代萬壽二年三月(1025)此の時 五畿内に悪病が流行した為、悪病封じ村内安全を祈願の為、京都東山の吉田御殿に請願して御神体を給わり発祀されたと宮座の古書にある。大和川付替以前に度々水禍を蒙ったが、その都度復旧された。
往古より村社に列せられ明治五年から一時期、今町の塩殿神社、古町の春日神社をも此の社に合祀した

一般道と併用の参道の様子 道路角に立つ社号標
社頭
神社入口に立つ明神鳥居 鳥居に掛かる額
境内入口に立つ注連柱
境内の様子
拝殿前、文久2年生まれの丸尾タイプ出雲狛犬
阿は玉に前脚を乗せ、吽には子狛が縋り付いています。上品な顔立ちで毛の流れが綺麗な良い狛犬ですが、剥落が進んでいるのが残念です。
狛犬の拡大写真はこちらで
(文久2年(1862)壬戌9月建立)
社殿
社殿内に安置されている本殿
本殿縁に居るケース内の木製神殿狛犬

遥拝所 境内社
境内社:竹光稲荷大明神
力石
御神木
御神木
御神木