柏原神社
柏原市今町2-1-20(平成24年1月8日)
東経135度37分25.34秒、北緯34度35分11.6秒に鎮座。
 この神社は柏原駅の北西約300mに鎮座しています。入口には注連柱、参道脇に「村社柏原神社」と記された社号標、参道途中に鳥居が立ち、境内の途中に小川が流れ、神橋と石段参道があります。宮司様のお話によると境内前面は旧大和川の河床だったようで、この段差が河岸段丘跡なのだそうです。
 参道左に境内社、神輿倉、右に神楽殿が配され、中央奥に社殿が建立され、その中に本殿が安置されています。神輿倉の中には古い神輿が置かれていますが、現在は担ぐこともなくなったそうです。
 御祭神:宇迦之御魂神
 祭礼日:10月9日
 境内社:若宮社
 由緒:創建年月は不詳ですが、1700年頃に滋賀県の白髭神社からの勧請かと思われます。(宮司様談)
 この社の御祭神は宇迦之御魂神ですが、滋賀県・白髭神社の御祭神は猿田彦命です。「大阪府全志」にこの社の由緒を「創建の年月は詳ならず。元、とある邸内に鎮座せしを、明治十三年信徒の協議に依りて当所へ遷座。
無格社なりしも、泉北郡向井村の村社若林神社「天照皇大神、表筒男命、中筒男命、底筒男命、息長帶比賣命」を合祀するとともに村社に列し、更に志紀村の稲荷神社「倉稻魂命」を合祀。」とあるようですから、元々の御祭神は白髭大明神でしたが、明治期の合祀後、何時の頃か、稲荷神社の御祭神・倉稻魂命が主祭神となったのでしょうか?
  
    
      | 社頭 | 
    
    
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      | 入口に立つ注連柱と明神鳥居 | 
      社号標「村社柏原神社」 | 
    
    
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      | 参道の様子 | 
    
    
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      神橋と石段参道 
      宮司様のお話では、境内の石垣や左の小さな石段の段差は、旧大和川の河岸段丘跡なのだそうです。 | 
    
    
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      | 境内の様子 | 
    
    
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      拝殿前、明治16年生まれの丸尾タイプ狛犬 
      なかなか威厳のある良い面構えをしています。 
      狛犬の拡大写真はこちらで | 
    
    
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      | (明治16年(1883)癸未3月建立) | 
    
  
  
    
      | 大きな唐破風付きの社殿(本殿は社殿内に安置されています。) | 
    
    
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      | 社殿に掛かる額「正一位稲荷大明神」 | 
    
    
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      | 境内社:若宮社 | 
    
    
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      | 神楽殿 | 
    
    
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      神楽殿に掛かる額 
      「正一位白髭大明神」 | 
      神楽殿内に掛かる古い絵馬 | 
    
    
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      | 神輿倉 | 
      百度石 | 
    
    
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