三島(みつしま)神社

門真市三ツ島1387 (平成22年1月19日)

東経135度35分54.97秒、北緯34度43分4.64秒に鎮座。

【神社情報・Rumarin&Saiseiさんより】
府道161号線、第二京阪門真インターの西、二島小学校の東にある信号を北へ入ると住宅街の中にあります。

祭神は天照皇大神・大己貴命・素盞嗚尊です。

この神社には国指定天然記念物の薫蓋樟(くんがいしょう)があることで知られています。というよりも、薫蓋樟の下に神社があるといった方がいいかもしれません。樹齢約千年、樹高25mのこのクスノキは遠くからでもよく見えますが、それでも鳥居をくぐると目の前に広がっている幹や枝は想像を遥かに超える巨大さで、見上げれば境内がすっぽりとこの樹に覆われているようです。 門をくぐると拝殿がありますが、すぐ横に(大阪府の樹木の中で一番という)12.5m の幹に注連縄が巻かれていて、触ることができます。とにかく薫蓋樟のスケールの大きさには終始圧倒され、感動し、参拝後も強い印象を持たせてくれます。そのおかげで、1989年に選定された府内の自然名所を集めた「大阪みどりの百選」の第一位に選ばれたそうです。

管理人の一言。
写真でもすごさの一端が伺えます。薫蓋とは、神社を覆う「薫る蓋」という意味なのでしょうか。何時か実物を見たいものです。

本地は古来茨田郡に属し、もと八個荘の内にして三ツ島村と称す。字地に上反下といへるあり、三島神社は西北字正路にあり、主祭神大巳貴命、天照皇大神、素盞嗚尊を合祀せり。創建の年月は詳ならず。もと山王権現と称せしが、明治三年四月今の社名に改む。明治五年郷社に列し、同四十一年八月二十一日大字稗島字堤下の村社堤根神社 天照皇大神を合祀し、同四十二年八月神饌幣帛料供進社に指定せられる。境内は貮二百七十参坪を有し本殿の外に廊下、拝殿、神饌所、絵馬堂を存す、氏地は本地一円にして、例祭は十月二十二日に行わる。
境内由緒書より。

薫蓋樟(神社遠景)

鳥居と社号標

社務所の前にこの神社で飼われていると思われる柴犬が一匹つながれていましたが、近づいても全く動じることなく、ひたすら何かを悟ったかのような目をして 座りこんでいました。これも薫蓋樟の強大なパワーの現れ(?)かもしれません。

境内

渋い親父顔の浪速。拡大写真はこちら。

(年代不明)

拝殿

拝殿内

本殿


稲荷神社

社務所

国指定天然記念物の薫蓋樟