若江鏡神社
東大阪市若江南町2-3-9(平成20年1月2日)
東経135度36分27.13秒、北緯34度38分58.63秒に鎮座。
 この神社は若江小の南東約100mに鎮座しています。市街地にありながら、かなり大きな社地と豊かな鎮守の杜の残っている清々しい神社でした。
 御祭神:大伊迦槌大神(大雷大神)、足仲彦命(仲哀天皇)、息長足姫命(神功皇后)
 例祭日:秋大祭・10月10日、11日
 境内社:塚本稲荷社、皇大神宮社、水神社、八雲歓喜天社、熊野権現社、ご縁地蔵社
 由緒:現在は東大阪市若江南町・東町・本町・北町・西新町の産土神です。
 延喜式内の古社ですが、創建年代は不詳です。「文徳実録」(六国史)の斉衡元年(854)卯朔丙辰に『河内之国大雷火明之神従五位下』と記されていることからも、少なくとも1200年近くはこの地に鎮座している相当な古社です。神社及び数多くの宝物は、大阪夏の陣で兵火にあい焼失しました。
 中世、若江城城主畠山政長より三好左京大夫源義継までの代々の城主の崇敬するところとなり、神饌田の寄進までされたり、寛永年間は公儀の費用を持って修復がなされていたようです。
 明治5年に郷社に列し、同41年1月神饌幣帛料供進の指定にもなりました。

  
    
      | 社号標「式内 若江鏡神社」 | 
      神社入口 | 
    
    
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      | 境内の様子 | 
    
    
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      | 拝殿 | 
      左右同型左綯い、 
      大根締めの立派な注連縄です。 
      房型の〆の子が大きいですね。 | 
    
    
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      | 本殿 | 
    
    
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      本殿裏の鏡塚古墳に建つ鎌倉時代の石塔の一部。 
      この地は「神功皇后が三韓より凱旋の時鏡を埋めたところ」と伝えられています。 | 
    
    
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      | 境内社:塚本稲荷社、入口と社殿内の様子 | 
    
    
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      | 境内社:皇大神宮社、入口と社殿内の様子 | 
    
    
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      皇大神宮社を護る明和7年(1770)生まれの浪速狛犬 
      吽は角つきで、彫りの深いとてもはっきりした顔つきをしています。丁寧に作られていますが、ただ残念なことに剥落や欠けたところが目立ちます。 
      狛犬の拡大写真はこちらで | 
    
    
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      | (明和7年(1770)正月吉日建立) | 
    
  
  
    
      | 境内社:水神社 | 
      境内社:八雲歓喜天社 | 
    
    
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      | 境内社:熊野権現社 | 
      境内社:ご縁地蔵社 | 
    
    
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