大津神社

東大阪市水走2-15-45(平成20年1月2日)

東経135度37分47.54秒、北緯34度40分33.02秒に鎮座。

 この神社は新石切駅の西約1kmに鎮座しています。社地内は綺麗に整備され境内に数本の楠が残されてはいますが、本殿裏がマンションで、その奥は13号東大阪線の高架があり、社殿を眺める景観はあまりよくありません。

 御祭神:大土神、津速比賣
 例祭日:10月19日・例祭
 由緒:河内国河内郡の式内社ですが、創建年月は不詳です。
 古代この地は河内湖沼地域の港津として交通の要衝であり、平安時代から室町時代の集落遺跡である水走遺跡と合わせ中臣氏系土豪・水走氏が河内の拠点として拓き発展したものと考えられます。

社号標「式内 大津神社」 神社入口
境内の様子 拝殿
拝殿内の様子・本殿正面
写真には撮れなかったのですが、本殿縁に神殿狛犬がいます。
本殿鞘堂
境内社
境内社前、文政13年(1830)生まれの浪速狛犬
小首をかしげた、若々しい可愛い狛犬です。けれど吽の頭上には穴が開き、剥落も始まっています。阿は地震の影響でしょうか?上半身がスポッと欠けたのを補修してあります。
狛犬の拡大写真はこちらで
(文政13年(1830)9月19日建立)