西堤神社

東大阪市西堤1-11-13(平成24年1月5日)

東経135度34分51.47秒、北緯34度40分27.68秒に鎮座。

 この神社は高井田中央駅の東南東約600mに鎮座しています。
 社地には玉垣が巡らされ、住宅密集地の中の神社なのに、遠くからも大樹が数本見ることが出来ます。入口には社号標が置かれ、鳥居を潜ると石畳の参道左には手水舎が配され、右には「内介池伝説」に関わりのある境内社・水神社(鱗殿)が祀られています。注連柱を横に見て境内に入ると、左には社務所、中央奥に浪速現代型狛犬に護られた千鳥破風付き入母屋造りの拝殿、透かし塀内に春日造りの本殿が建立されています。又、社殿右にはご神木・大楠の前に稲荷神社、施無畏八大龍王社、天満宮等と共に地車小屋が建立されています。

 御祭神:天照皇大神、豊受大神
 祭礼日:10月第二土・日曜日
 境内社:水神社(鱗殿)、稲荷神社、施無畏八大龍王社、天満宮
 由緒:元三十八社大明神と称し、旧郷社。現在は西堤の氏神、産土神、鎮守神として崇敬されています。

 「サイト西堤神社のクスノキ」には『西堤の地名は楠根川の西の堤ではなくて、現在の大東市に内助淵という池があったがその西堤に住んでいた人たちがこの地に移転したことで名がついたそうです。
 ここには妖怪伝説も伝えられており、境内の「鱗殿」には内助淵で大蛇を退治したときにはがされた大蛇の鱗が祀られているそうです。日照りのとき、お参りすると雨が降ったと伝えられています。』という来歴紹介があります。

社頭
神社入口に立つ鳥居
社号標 鳥居にかかる額
参道の様子
境内の様子
拝殿前、昭和61年生まれの浪速現代型狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
(昭和61年(1986)10月吉日建立)
拝殿
透かし塀と本殿

水の神「内介池伝説」に関わりのある境内社:水神社(鱗殿)入口
水神社(鱗殿)
境内社:稲荷神社
稲荷神社神使い・お狐様
境内社:施無畏八大龍王社
境内社:天満宮
ご神木・大楠
幹周・5.50m、樹高・推定25m、樹齢・推定400年