長瀬神社

東大阪市衣摺1-4-25(平成24年1月7日)

東経135度34分42.24秒、北緯34度38分29.10秒に鎮座。

 この神社は長瀬北小学校の南約200mに鎮座しています。
 173号線・北衣摺信号から東に入ると、入口には鳥居が建立され、境内の入口には注連柱。正面に彩色が綺麗で千鳥破風・唐破風付きの豪華な拝殿、その奥の塀内に流造の本殿が建立され、境内には沢山の境内社が整然と祀られています。この日最後の参拝神社で、日没が迫り時間との戦いでしたので、画面は少々薄暗く、粗くなっていますがご容赦を…。

 御祭神:伊弉諾命、伊弉册尊、天照皇大神、素盞鳴命、保食大神、少彦名命、菊理姫命、品陀和気命、菅原道真公
 祭礼日:1月1日・歳旦祭、1月15日・火炉祭(とんど)、2月節分・節分祭 お神楽奉納、2月11日・紀元祭、3月21日・末社 弁財天神社例祭、4月16日・合祀記念祭、4月22日・末社 多賀神社例祭、5月3日・末社 稲荷神社例祭、6月30日・夏越の大祓 (茅の輪くぐり・形代流し神事)、7月22日・夏祭り 宵宮、7月23日・夏祭り 本宮、8月1日・末社 雨之神社例祭、9月23日・末社 御霊社例祭、10月14日・秋祭り 宵宮、10月15日・秋祭り 本宮、11月15日・七五三まいり、12月31日・大祓、毎月1日・月首祭(つきはじめさい) 、第一日曜日 ・月次祭(つきなみさい)、15日・月例祭
 境内社:稲荷神社、多賀神社、雨之神社、弁財天大神、御霊社
 由緒:当神社の氏地である旧長P村は、明治22年の町村制施工に際して、現在の大蓮、衣摺、柏田、渋川町、寿町、長瀬町、俊徳町、横沼、吉松、金岡を併合し一村としたものです。従来の村々には、各鎮守神を奉斎し、長P村成立後も従来のままでありましたが、明治41年に各大字の8神社の御神霊の合祀が決まり、大正元年に現在の社地に長P神社として創建されました。境内の地は長P村の中央東部、旧大和川沿岸の丘陵地で、地勢高燥で、神社境内には楠、松、杉等老樹鬱葱としておりました。斯くして長P村守護の産土神として永久に鎮座まします事となりました。
 合祀された旧八神社の御社記、御縁起等は、古来から各部落の当屋或は庄屋が保管したり、又は宮寺として僧徒の管理するものなどいろいろでありましたが、 その間いつしか破毀散逸して、今日文書の記すべきものはなく、従って合祀各神社の創立の年代・由緒等は不祥であります。
 合祀された神社の中の1社(波牟古曽神社)は、式内社でありました。
(「長瀬神社公式サイト」より)

社頭
入口に立つ明神鳥居 社号標
境内入口に立つ注連柱
境内の様子
拝殿前、天保12年生まれの浪速狛犬
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(天保12年(1841)辛丑9月吉日建立)
彩色が綺麗で千鳥破風・唐破風付きの豪華な拝殿
透かし塀と本殿

境内社:雨之神社(天水分大神)
雨之神社を護る明治33年生まれの若々しい狛犬
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(明治33年(1900)10月吉日建立)
境内社:弁財天大神(白水弁財天)
鳥居が立ち狛犬がいるのですが、社殿は見あたりません。
強いていえば、奥に稲荷神社が横向きに祀られています。
吽には二本の角があり、たおやかで出来の良い狛犬です。身体のあちこちに剥落が始まっており、ひび割れも見えます。
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境内社:稲荷神社(保食大神)
境内社:多賀神社(伊弉諾大神)
多賀神社を護る天保8年生まれの浪速狛犬
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(天保8年(1837)丁酉9月吉日建立)
境内社:御霊社(氏子英霊)
裏参道入口に居る文化9年生まれの狛犬
この時代の狛犬としては猛々しい感じがありますが、剥落や欠損が見られ、見ていると可愛そうな感じがしました。
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(文化9年(1812)壬申9月吉日建立)
御神木・大楠
大絵馬