石田(いわた)神社
東大阪市岩田町4-11-13(平成20年1月2日)
東経135度36分27.63秒、北緯34度39分38.33秒に鎮座。
この神社は近鉄奈良線・若江岩田駅の西約300mに鎮座しています。市街地の真ん中に鎮座する神社ですが、ご神木の大楠をはじめ、境内には沢山の木々が残され、癒しの空間…という感じがします。
御祭神:誉田別尊(応神天皇)、足仲彦尊(仲哀天皇)、息長足姫尊(神功皇后)
例祭日:7月15日、10月15日
境内社:春日社、神明社、稲荷社
由緒:延喜式小社で弘仁式の時からの官社であり「石田神社」又は「石田八幡宮」と称します。
欽明天皇御宇(537〜571)この地の田圃の中に岩船があり、その上に三神が降臨したので社壇を築き、奉祀したのが創始と伝えられています。
その岩船伝説によると、往古この社の北側の水田の中に直径2m位の円錐形の二つの小塚があり、東の塚を「幸神塚」、西の塚を「無名塚」と呼んでいました。その塚の間が36mで、船によく似た岩がありましたた。これは古代大きな石の船がここで難破したものと言われています。ある時ここを開拓した者が大磐石があるのを見ましたが、暴風が忽然として起こりその場に気絶してしまったと言います。明治5年岩田八幡宮から現社名に改称しました。
由緒略記はこちらで
神社入口 |
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拝殿前、寛政4年(1792)生まれの浪速狛犬
前垂れが掛けてあるので良くは見えないのですが、首が無く頭の大きい狛犬です。吽は平坦な頭上に小さな角を付けています。阿吽ともに平歯の前歯が目立ちます。
狛犬の拡大写真はこちらで |
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(寛政4年(1792)9月吉日建立) |
拝殿 |
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拝殿内の神殿狛犬
綺麗な彩色が色鮮やかに残った狛犬です。全体の姿を見たかったのですが、前方に幟が置かれているので三分の一位は見えません。拝殿内で仲睦まじく見つめ合っています。 |
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本殿 |
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境内社:春日社、神明社、稲荷社入口 |
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境内社:春日社、神明社社殿 |
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境内社:春日社、神明社を護る建立年代不明の浪速神殿狛犬 |
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境内に勢いよく聳えるご神木:大楠 |
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