臼杵市臼杵1 (平成26年3月30日)
東経131度48分02.03秒、北緯33度07分07.20秒に鎮座。
この神社は、JR日豊本線・臼杵駅の北西1km程の辺り、臼杵川の河口に近い南東側すぐに鎮座しております。
主祭神 健速須佐之男命神・奇稲田姫神・大国主神
相殿神 丹生嶋明神・菅原神・事代主神
御由緒
本神社は、昔奥州磐前(福島県いわき市)鶴ヶ峰にお祀りしておりましたが、源義家公の清原氏討伐(後三年の役)の戦乱を避けるため、船により安芸国尾道を経て臼杵庄洲崎岩ケ鼻に着岸し、神ノ木原に鎮座されました。
後、臼杵の総鎮守として広く尊崇されておりましたが、大友宗麟公がキリスト教に帰依して領内の社寺焼討を行ったとき、その難を避け、御神体を田町見星寺裏の岩窟、海添の岩窟(現在の御旅所)、津久見の八戸、後には日向の飫肥に御遷座申し上げておりました。
大友氏改易の後、臼杵城主太田一吉公の命により、丹生嶋城三ノ丸廓内(現在地)に社殿を造営して御遷座、現在に至っております。
太田氏の後臼杵城主となった稲葉氏も代々崇敬の念厚く、神殿・拝殿の造修、神幸祭の創始とそれに伴う御旅所の造営、神輿ほか各種御道具の寄進がありました。
明治維新後は、社名を「祇園宮」から「八坂神社」に改めましたが、現在も「祇園様」と呼ばれて市民に親しまれております。
境内由緒書き より
参道入口。右手に観光案内所や旧藩主稲葉家屋敷等があります。
一の鳥居
境内入口と二の鳥居
境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。 | |
(年代不明) |
入口奥側の狛犬。拡大写真はこちら。 | |
(寒修行記念 昭和5年(1930)建立) |
境内
拝殿
拝殿前の浪花狛犬。拡大写真はこちら。 | |
(年代不明) |
本殿
本護稲荷社
八幡社・稲荷社・蛭子社・愛宕社・金刀比羅社
厳島社?
粟島社