神社入口から上宮入り口まで(表参道右側境内社等)

 国道10号線沿いの有料駐車場に車を止めると、そこからお土産やさんの前を通る表参道が伸びています。
 参道を右に曲がると、寄藻川に架かる朱の神橋右側の石碑には「史跡 宇佐神宮境内」と書かれています。こんな事からも宇佐神宮の長い歴史を感じとれますね。神橋を渡り、広々とした表参道を進むと、すぐに建立年代不明の中国狛犬が迎えてくれます。中国狛犬は余り好きではないのですが、これくらい苔むすとそれなりに貫禄と渋さが滲み出てくるのに改めて感動を覚えました。
 そのすぐ右奥には武内宿禰を祀る境内社:黒男神社。二の鳥居を潜ると参道は一直線に伸び、境内はいっそう整備された感じがします。この日も暑い中、植木屋さんが参道脇の木々を手入れしていらっしゃいました。
 宝物殿は大きく立派で、初沢池を囲むように建物が建てられており、中には国宝の孔雀文磬という打楽器の一種を始め、重要文化財、重要美術品などが展示されています。初沢池にはPm4:20を過ぎたというのに淡紅色の大賀蓮の花が綺麗に咲いておりました。
 表参道は宝物館から未だ奥へと続き、境内社:春宮神社を過ぎるとその右手奥へと続く小道の途中に境内社:八坂神社・養蚕神社、神宮寺弥勒寺跡があり、尚も進むと西参道となり屋根のある橋、県指定重要文化財・呉橋が寄藻川に架かっているのを見ることが出来るのですが、あいにく私達はそのことを知らず西参道へは行かなかったので、今回写真はありません。写真をご覧になりたい方は「日本列島周遊・熟年二人旅」に綺麗な写真が載っていますからそちらでどうぞ
 八坂神社からUターンして、池の中に突き出た祓所を見学した後は、いよいよ宇佐神宮の上宮・本殿へと上がる参道入口に到着です。

駐車場から神社入口へ 神社入口
社号標 寄藻川に架かる朱の神橋
右側の石碑には「史跡 宇佐神宮境内」と書かれています。
参道途中 建立年代不明の中国狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
境内社:黒男神社(武内宿禰 長寿・忠誠の神様)
参道途中の二の鳥居 表参道の様子
宝物館と初沢池
初沢池に咲く原始蓮(大賀蓮)
宝物館から奥へと続く表参道の様子
境内社:春宮神社(菟道稚郎子命 学問の神様)
境内社:八坂神社(須佐之男命 健康・長寿の神様)・養蚕神社(天照大神)入口
 
八坂神社・養蚕神社社殿 八坂神社・養蚕神社ご神木・大楠
池の中に設えられた祓所
左・上宮、右・下宮への入口

上宮へ