柁鼻(かじばな)神社

宇佐市和気1056 (平成26年3月28日)

東経131度23分59.30秒、北緯33度31分57.46秒に鎮座。

この神社は、JR日豊本線・宇佐駅の西北西1.5km程の辺り、宇佐市の街外れ中に鎮座しております。

御祭神 鵜草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)・彦五瀬尊(ひこいつせのみこと)・神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)

合祀社 伊弉諾伊弉冊尊・市杵島姫尊・柁神命・気長足姫命・和気清麿・大物主神・顕仁尊・火彦霊神・菅原神・高龗尊

御由緒
八幡総本社である宇佐神宮一帯は、神武天皇東遷の聖蹟とされ、椎根津彦命(椎宮の御祭身)に先導された神武天皇一行はこの柁鼻の地に上陸されたと言われている。
「日本書紀」によれば、宇佐の豪族、莵狹津彦・莵狹津媛の御兄弟が天皇の御一行に一柱騰宮を建てて大御饗(食事)を奉りお迎えしたと伝えられるのが、この宇佐の地である。
また、この時神武天皇の勅諚により天種子命(後 藤原氏)は莵狹津媛を妻としたことによって大和朝廷と宇佐との関係がより深くなる。よって、此の柁鼻の地に三柱の神を祀りお社を建てたのが柁鼻神社の始まりである。
八幡宮御祭神の神功皇后は、三韓出兵に際し、和間の浜おいて軍船を築造し、ここにて柁神を祀ると言われている。
また、勅使・和気清麿公上陸の地とされ、東側に船繋石の遺跡がある。
境内由緒書き より

参道入口

参道途中の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

参道

境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

境内

拝殿

幣殿

本殿


石祠