佐伯市戸穴70 (平成26年3月30日)
東経131度53分52.71秒、北緯32度59分40.86秒に鎮座。
この神社は、JR日豊本線・海崎駅の東800m程の辺り、佐伯湾際の小さな山の頂に鎮座しております。
本神社は平安時代の大同2年(807)の創祀になり、祭神は神功皇后、応神天皇、仁徳天皇の三柱を奉祀している。古来より佐伯荘の宗廟(佐伯12社の筆頭社)とされており、所願成就の神として鎌倉時代以降栂牟礼大神氏(佐伯氏)歴代の城主毛利高政公を祖とする佐伯藩藩主をはじめ、諸人の崇敬をあつめ、社伝の造営、修理のの寄進をうけて今日に至っている。昭和56年(1981)神社本庁より第3期神社振興対策指定(モデル神社)の指定を受ける。現在の社殿は八幡造りで享保年間(1716〜1736)の造営といわれ、拝殿は鉄筋コンクリート造りで、昭和60年(1985)日本セメント株式会社より献納されている。
境内地は約14,000坪余り、樹木の種類がきわめて豊富で、うっ蒼たる森林を形成し森林浴に最適の環境となっている。また、海岸の一部は八幡公園で、桜の名所として知られている。祭典の中でも9月の第2土曜日から行われている神幸祭は五丁の市と呼ばれ、昔より有名である。当日は御神体を三座のお神輿に安置し、本殿より五丁の浜のお旅所へ神幸する浜出の儀式が笛、太鼓、獅子舞の先導により、古式豊にとり行われる。
また、海上では浜一杯に大量祈願の漁船が集い、その間を満鑑色をほどこしたジョーヤラ船がこぎまわるさまは勇壮活発である。
境内由緒書き より
参道入口
社務所
鳥居
神額
参道
境内入口に立つ注連柱
拝殿
拝殿前の玉乗り狛犬。拡大写真はこちら。 | |
(昭和60年(1985)7月吉日建立) |
拝殿内部
ジョーヤラ船
本殿
末社 | 石祠 |
佐伯湾